目次
はじめに
こんにちわぴーすけです。
小学生の子ども達と一緒にお出かけする場所を探していると、「動物とふれあえる」「自然がある」「歴史に触れられる」スポットは人気です。
今回わが家は名古屋から奈良公園へ日帰り旅行に行ってきました。前日に思い付きで急遽でかけようってなったので、予定を詰め込まないのんびり旅ででかけることにしました!
名古屋からのアクセス方法や駐車場の最新情報、実際に子連れで楽しんだポイントをまとめます。これから奈良公園に出かけたいご家庭の参考になれば嬉しいです。
・名古屋から子連れでおでかけ先を探している方
・奈良公園に車で行こうとしている方
・動物と触れ合うのが好きな方
名古屋から奈良公園までのアクセス
電車の場合
- 名古屋駅 → 近鉄特急で「近鉄奈良駅」へ(約1時間50分)
- JR利用なら「名古屋駅 → 大和路快速」で「JR奈良駅」へ(約2時間)
近鉄奈良駅から奈良公園までは徒歩10分ほどです。小学生でも歩ける距離で、到着後すぐに鹿に会えますよ。
車の場合(名阪国道経由がおすすめ)
- 名古屋 → 東名阪自動車道(亀山IC) → 名阪国道 → 天理IC経由 → 奈良公園
- 所要時間:約2時間~2時間30分(渋滞なしの場合)
名阪国道は一部無料区間もあり、高速代を抑えられるので子育て世帯に嬉しいルートです。途中の道の駅で休憩できるのも小学生連れには安心です。

帰りは、県道80号から山越えで山添ICから名阪国道に入ったのですが、山道で運転が大変でした!運転が苦手な方は天理ICを使うルートがオススメです!
奈良公園周辺の駐車場情報(2025年最新)
奈良公園は観光地のため、休日は駐車場が混雑します。小学生連れだと長時間歩くのは大変なので、事前に候補を決めておくのがおすすめです。

実際、我が家も駐車場を決めていなかったので、奈良公園に着いてから慌てて駐車場を探しました。公園にいる鹿が車内から見えてしまうので、子供の逸る気持ちを抑えさせながら駐車場を探すのは大変でした。。。
登大路自動車駐車場(奈良県庁隣接・公営)

奈良公園や東大寺に一番近い大型駐車場。我が家もこの駐車場を利用しました。14時くらいに到着して、その時点で何台か並んでいましたが10分程で停めることができました。
- 収容台数:約275台
- 料金(2024年7月改定後)
- 平日:入庫後1時間無料 → 以降60分ごと¥500 → 最大¥1,500
- 休日・祝日:入庫時に¥1,000 → 以降60分ごと¥500 → 最大¥2,000
- アクセス:奈良公園まで徒歩すぐ

私たちは祝日に利用したので、2000円でした!駐車場から出る時に鹿にブロックされて時間がかかったのもいい思い出です。

最後まで鹿さん見れて嬉しかった~
春日大社駐車場
- 奈良公園の南側にあり、春日大社や若草山方面に便利
- 料金:普通車 1回 ¥1,500
- 公園中心部までは徒歩10〜15分
近鉄奈良駅周辺のコインパーキング
- 最大¥800〜1,200 / 日の駐車場が点在
- 奈良公園までは徒歩10〜15分
- 公営駐車場が満車のときのサブ候補におすすめ
水桜子(MISAKO)さんというブロガーさんの記事が、駐車場について細かく書いてありましたのでリンクを貼っておきます。
奈良公園で小学生が楽しめるポイント
鹿とのふれあい

奈良公園といえばやっぱり鹿。鹿せんべい(200円)を買うと、子どもたちは大喜び!ただ少し迫力があるので、最初は親がサポートすると安心です。

今回の旅のメインの1つでした。長女は途中で少し怖くなってしまったみたいですが、次女は最後までずっと鹿さんと触れ合っていました。旅のメインということもあって、5か所くらいで鹿せんべいを購入しましたよ(笑)
東大寺の大仏さま

「大仏って本当に大きいの?」と子ども達は興味津々。実際に目の前にすると圧倒され、社会科の勉強ともつながる体験になりました。

子供の頃の記憶で「柱くぐり」は今でもできる思ったんですが、目の前で穴を見たら肩がまったく通らなさそうなので諦めました。。。。たくさんの方がわたしと同じこと言ってて面白かったです。
お土産屋さん巡り

東大寺周辺にはお土産屋さんもたくさん並んでいます。お土産だけでなく、お団子やアイス、飲み物などを買って広場でゆっくり食べることもできますよ。
我が家もこの辺りで、お団子とアイスを食べてゆっくり休憩させてもらいました。
お店の前で休んでる鹿もいて、お土産屋さん巡りをしているだけでも十分楽しめますよ!
奈良公園の鹿とふれあうときの注意点

奈良公園の鹿は神の使いとして大切にされていますが、野生動物です。小学生連れで行くときは次の点に注意しましょう。
- 背後から近づかない
- 鹿は急に蹴ることがあります。必ず正面か横向きであげましょう。
- せんべいは少しずつ出す
- 一度に全部出すと鹿に囲まれ、子どもが怖がったり、手をかまれることがあります。
- 紙袋など破れやすい荷物は極力持たない
- 鹿は袋やカバンを嚙むことがあります。紙袋は噛むと破れてしまいますので特に注意して下さい。
- ビニール袋は見せない
- 袋を見せると、鹿が袋ごと狙ってくることがあります。せんべいだけ手に持ちましょう。
- 小さな子どもだけであげない
- 幼児や小学生は必ず大人がそばでサポートしてください。
- 鹿せんべいがなくなったら手の平を広げて鹿に見せる
- 「もうないよ~」とアピールすることで、鹿のくれくれアタックが落ち着きます。

こちらがお辞儀すると鹿もお辞儀してくれてかわいいですよ。上記のことを気を付けていれば楽しく鹿と触れ合うことができますよ!
奈良公園に鹿が多い理由
春日大社の神の使いとして保護されてきた
全国に約3,000社あるという春日神社の総本社が、奈良公園にある春日大社です。その歴史は飛鳥から平城京へと都が移された奈良時代から始まります。当時、武甕槌命(たけみかづちのみこと)が鹿島神宮(茨城県)から奈良の地に移られる時、白鹿に乗ってこられたという伝承から、鹿は神様のお供であり神の使いとして大切に扱われるようになりました。以来、現在まで奈良公園の鹿は「神鹿」という名で手厚く保護されるとともに、人々から愛され続けています。
(引用:奈良市観光協会公式ホームページ)
奈良時代(約1300年前)、藤原氏の氏神を祀るために春日大社が創建されました。その際、神様が白鹿に乗ってやってきたという伝承があり、このことから鹿は「神の使い」と考えられるようになりました。
→ 以来、鹿を殺すことや傷つけることは固く禁じられ、手厚く保護され続けたとのことです。
長い間、法律で守られていた
江戸時代まで「鹿を殺すと死罪」というほど厳しい掟があったほどです。
明治以降は「天然記念物」に指定され、法的に守られています。
都市と自然が隣り合っている環境
奈良公園は、広大な芝生や森があり、鹿にとって食べ物や休む場所が豊富。
人間と野生動物が共存できる環境が残っていたため、数を減らさずに維持されてきました。
現在の鹿の数
- 奈良公園には約1,300頭の鹿が生息しています。(引用:奈良市観光協会公式ホームページ)
- 「野生」ではありますが、長い歴史の中で人と共に暮らす習性を持ち、観光客にも慣れています。

つまり、「神の使い」として守られてきた歴史と、人間の生活環境が鹿にとって住みやすい場所だったことが、奈良公園に鹿が多い理由なんです。
ランチ・休憩におすすめ「ミ・ナーラ」フードコート

我が家は12時くらいに奈良公園付近についたので、先に奈良公園から車で約10分の「ミ・ナーラ」でランチを頂きました。ミ・ナーラがおすすめな理由として
- 奈良公園が近い
- 駐車場が広い(1円以上の購入で駐車場2時間無料)
- 冷暖房が効いた場所で食事をとることができる
- フードコートはうどん・ラーメン・カレー・たこ焼きなど子ども向けメニュー多数
- 観光地価格より手ごろで、家族連れで気楽に利用可能

みつ葉というラーメン屋さんが美味しそうでしたが、行列だったので、我が家はリンガーハット・バーガーキング・つくの屋(お子様ランチ)を頂きました。
名古屋から奈良公園へ行く子連れ旅のポイント
- 動きやすい服装(スニーカー・帽子がベスト)
- 現金を少し多めに(鹿せんべいや小さなお土産用)
- 帰りは渋滞前に早めに出発(15〜16時頃)
- 駐車場は登大路を第一候補にしつつ、駅周辺コインパーキングも候補に
実際に行ってみた感想

小学生の子ども達にとって、鹿とふれあえる体験は忘れられない思い出になりました。次女は、同じ場所に「また行きたい!」というのはあまりないんですが、今回の奈良旅は相当楽しかったみたいで、「絶対にまた来たい!」と言っていました。
鹿とのふれあいも楽しいし、他にも大仏を見たり、お土産屋さんを巡ったりと観光要素がたっぷりです。我が家は5時間くらいの滞在で、奈良公園と東大寺しか訪れませんでしたが、親子ともどもめちゃくちゃ満足することができました!
名古屋からは日帰りでも十分楽しめる距離なので、週末のお出かけにぴったり。
駐車場やアクセスのポイントを押さえれば、子連れでも安心して奈良観光が楽しめます。
まとめ
名古屋から奈良公園へは電車でも車でもアクセス可能で、鹿とのふれあい・歴史体験・自然遊びが一度にできるスポットです。
駐車場の最新情報を押さえつつ、ミ・ナーラのフードコートを組み合わせれば、子連れでも快適に過ごせます。
名古屋からお子様連れでおでかけ先を探している方の参考に少しでもなれば幸いです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。またよろしくお願い致します。
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