こんにちは!
お子さんに英語を話せるようになってほしい…そう願う親御さんは多いですよね。
でも「英語教室に通ってもなかなか話せるようにならない」「発音が難しい」と感じる方も多いのではないでしょうか。
実は、日本人が英語を話せるようになるには特有の壁があるんです。
この記事では、その理由をわかりやすく解説しながら、家庭でできる英語学習のコツを紹介していきます。
今日からできる小さなステップで、お子さんが「英語って楽しい!」と思えるようになりますよ。
目次
日本人が英語を話すのが難しい理由とは?
日本人が英語を苦手に感じる最大の理由は、
「英語を勉強として学んできたこと」にあります。
私たちが学校で学んだ英語は、文法や単語テストが中心。
「間違えないこと」「正しい英文を書くこと」がゴールになっていたため、
実際に話すときに頭で考えすぎて口が動かない——これが典型的なパターンです。
でも言葉って、本来もっと自然なもの。
赤ちゃんが日本語を覚えるときも、最初は「聞く」から始まり、少しずつ「まねして話す」ようになります。
つまり英語も同じで、“使う中で覚える”ことが大切なんです。
まずは「聞く力」を育てよう
英語を話せるようになるには、まず「聞く」力をつけることが大前提。
なぜなら、聞けない言葉は話せないからです。
英語の音を日常に取り入れる
英語には日本語にない音(r・thなど)がたくさんあります。
でも3歳前後までは耳の発達が柔軟なので、英語の音に慣れやすい時期。
英語の歌やアニメを日常的に流してあげると、自然に“英語耳”が育ちます。
おすすめは『Super Simple Songs』や『Peppa Pig』など。
歌やリズム、かわいい映像で「なんとなく楽しい」が先にくるのがポイントです。
「間違えても話す勇気」を育てよう
英語を話せるようになるための最大のカギは、完璧を求めないこと。
日本人は「発音が変」「文法が違うかも」と不安になって話すことをためらいがちです。
でもネイティブは多少の間違いを気にしません。
むしろ「伝えようとしてくれてる!」と受け止めてくれます。
だから家庭でも、
「間違えてもいいから話してみよう!」
という空気を作るのが何より大事です。
たとえば食卓で「今日のごはん、英語で言ってみよう!」と声をかけてみましょう。
“rice”“chicken”“carrot”など、知っている単語を並べるだけでOK。
完璧じゃなくても「言ってみよう」という気持ちが上達への第一歩です。
家庭でできる!英語が好きになる3つの習慣
英語を「特別な勉強」にしない
「さあ、英語の時間!」と構えるよりも、
普段の生活に自然に取り入れるのがおすすめ。
朝の支度で「Let’s go!」「Good morning!」と言うだけでも、
お子さんは「英語=日常のことば」として受け入れやすくなります。
好きなキャラクターを使う
ポケモン、ディズニー、マインクラフトなど、
好きなキャラの英語版動画や絵本を使うと効果的です。
「英語を学ぶ」ではなく「好きな世界を英語で楽しむ」と思えると、
吸収力がぐんと上がります。
成長を「挑戦」で褒める
「英語で話せたね!」よりも、
「英語で話しかけてみたんだね」「勇気を出して言ってみたね」
と“行動”を褒めてあげましょう。
子どもは成功よりも「挑戦を認められること」で伸びていきます。
日本語と英語の“発想の違い”を理解しよう
英語と日本語では、文の構造がまったく違います。
たとえば:
- 日本語:「私はリンゴを食べます」
- 英語:I eat an apple.
日本語は「私は」「リンゴを」と助詞で関係を示しますが、英語は「主語+動詞」でストレート。
日本語のように考えてから英語に直すと、頭がこんがらがってしまうんです。
だから子どもには、
「英語は日本語と違うルールで動く言葉」
と感覚で理解させることが大切。
たくさん聞くことで自然に文の流れが身につきます。
アウトプットの場をつくろう
英語は“使う”ことで身につきます。
最近は、子ども向けのオンライン英会話がとても充実しています。
絵や歌、ゲームを使いながら、ネイティブの先生と話す経験ができるのが魅力。
親御さんがそばで見守ったり、一緒に受けたりすると、
家庭でも自然に英語を使う流れができます。
「間違っても大丈夫」という安心感があると、子どもはどんどん話せるようになります。
英語を学ぶことで広がる未来
英語が話せるようになると、単に「言葉が通じる」だけではありません。
- 海外の文化や考え方に触れられる
- 世界中の情報を自分で得られる
- 将来の仕事や留学のチャンスが広がる
さらに、英語を通して「自分の意見を伝える力」も身につきます。
これはこれからの時代にとても大切なスキルです。
まとめ:親が一緒に楽しむのが最強の学習法
英語を話せるようになるために必要なのは、
高価な教材や難しい文法ではありません。
一番大切なのは、
親が一緒に楽しみながら英語に触れること。
歌を口ずさむ、英語のアニメを見る、ちょっとした会話を英語でしてみる。
そうした小さな積み重ねが、将来の「話せる力」につながっていきます。
英語学習はマラソンのようなもの。
焦らず、でも続ける。
親子で楽しみながら、「英語って楽しい!」という気持ちを育てていきましょう。



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